フィギュアスケート語りブログ。男子シングルを羽生選手中心に応援しています。

フィギュアスケートと他の何か


お待たせ~のバラ1案件です。
「何も言えねえ…」と呟いたっきりそういや何も言ってなかったなあ、と。
散々皆さん語りつくした後でしょうが、三度目のバラード1番について色々語ってみようかと。

最初に聞いた時は「ありなの?」と真っ先にそう思ったわけですが、冷静に考えた結果「ありだな」という結論に達しました。
ただし。
羽生側に立てば「あり」、スケートファン側に立った場合は「なし」という感じですね。
それくらい難しい、賛否両論ある選択だと思います。


だから面白いんですけどね♡


○羽生ファンの神無月の場合
私はバラード1番のver1が大好きなんですよ。
大事なことなので二度言いますけど、ver1が大好きなんですよ。
三度目言いたいくらいですけどさすがにくどいんでやめときます。
そして、私はけっこう飽きっぽいんですが、その代わりすごく気に入ったものは何回見ても飽きません。ぜーんぜん、周りが引くくらいしつこく見てる。食べ物とかもそうですね。好きなものばっかり食べたりするし…。
なので、私自身としてはバラード1番、しかも直近3回目ではあるにしても、見てみればやっぱり「いいなー」と思いましたし、そこまで反発するものは覚えなかったです。

それは、私自身が羽生くんのどこに魅かれたのか、というのが四大陸・ワールドを経て分かったからだと思います。
昨季のフリーは私的には全くお好みじゃなかったわけです。ですが、ネタバレになりますけど、ヘルシンキのあの会場で私は泣いたわけですよ。詳細はレポで改めて、になりますが。
完璧な演技を生で観たのはSEIMEIの時も一緒だったのに、私はそちらではなんの感慨もなかったんです。いい場面に居合わせた、とは思いましたが演技への感動というのものはなかった。
どちらが好みかと言えば私はSEIMEIの方が好きなんです。ホメホメしてたのもこっちだったし…。でも、感情を揺さぶられたのはSEIMEIではなかったんですね。

そこで気がついたわけです。
私にとって、羽生くんのプログラムが何か、というのはあまり関係がないんだな、と。
もちろん、好きじゃないのにすげーと思ったというのは羽生くんに限らずあります。ボストンワールドのハビがそうでしたね「負けた…なんか悔しいw」と思いました。
でもそれともまた違うんですねえ…。

あ、そうか、これを求めてたのか…とヘルシンキワールドで納得したので、そりゃあ、好みじゃないとかその時その時の出来というものはありますし、それに対しての文句は変わらずあるでしょうけど、もしかしたら違う何かが見られるかもしれない…と思うとクサする気にもならないわけです。
これが偽らざる私の気持ちです。

○スケートファンの神無月としての場合
同じプロを3回やられるのは勘弁してほしいですね!
というのも…。
トップというのは皆が見ています。二番煎じというのは通じないものなんですが、それでもやはり、一番強い選手のことを参考にしようとするのはどの世界でも同じだと思います。
トップを目標とするのが一番わかりやすいわけですから。

けっこうプロ持ち越しというのはタブーに近かった気がするんですよね。旧採点の名残ですかねえ?でも本来ならば、同じ曲だろうがそれだけの理由で点を出さない、という真似はできないはずなんですよ。純粋に技術に点をつけているならば。
ルールにももちろん抵触しない。なので、これが成功してしまうと続く選手が出る可能性がある。
極端に言ってしまえば、4期連続で構成だけあげて同じSPということだってやる気になればできてしまうわけなんですよ…。
オリンピックスパンで考えれば同じ曲でやれれば、高難度ジャンプの方に集中する時間がぐっと増えるわけですから…。
怖いでしょ!?そんなんばっかり続出したら、シーズン始まりの楽しみが…!観客の楽しみ奪わんといてーーーー!!という感じですよ!じょーだんじゃありませんよ!
まあ、ルールが変わりそうなので、どうなるかわかりませんけど、そこら辺にもメスを入れていただきたいものですが、さてISUはどう考えてることやら…。

○神無月以外のごく一般的なスケートファン&羽生ファン=観客の場合
ちなみに羽生くんしか見ていない、羽生オタの考察は全くするつもりありませんので悪しからず。興味ないし。
スポーツというのは基本エンターテイメントです。要するに楽しさ、面白さ、というものが必ず必要です。
ですので、なんで3度目がそんなに嫌がられるかと言ったら、はっきり言ってしまえばつまらないからなんですよ。

どんなに言葉を重ねようと「またか…」なんですよ。これは別に羽生くんに限った話じゃない。
たとえば荒川嬢やまいたそがイメチェンしてきたら凄い絶賛だったでしょ?あれは新鮮さが3割増しくらいよく魅せているのも否めません。
やっぱりね、新鮮なもの、珍しいもの、違ったもの、そういうものを観たい、という欲求はどうしたってあるんです。
ショーの時だって、猫耳だのぷー耳だの喜んだ層がいたでしょ?なんで喜んだんです?レアなものを見たからじゃないの?それがプログラムの方にだけ判を押したように向かないなんて、まあよく調教されたファンですねえ…という感じです、いえ、いいんですいいんです、どうでもいいんです。

新しいプログラムが観たかった。ただそれだけなんですよね。
でも3度目だからといって別に悪いことをしているわけじゃないんですよね、困ったことに。
まあ、松井の5打席連続敬遠のようなものです。もしくは日本シリーズ完全試合の山井を9回で岩瀬にスイッチかな。
この二つもそれらしい屁理屈をくっつけて非難されましたが、別に悪いことじゃないです。勝つために可能性が高い戦略を選んだだけ。しかも、絶対にうまくいくとは限らないわけなんですから。

それでも非難された理由は結局のところ、観客がつまらなかったからです。
松井の打席が見たかった。史上初の日本シリーズ完全試合が見たかった。それだけなんですよ。
観客だって面白いものを見たいわけですからね。

私だって面白くなければいやです。
羽生くんの場合は、それでも私は楽しめそうな要素があるのでまだいいですが、どの部分を面白いと感じるかは人それぞれですからね。そこに関して色々意見があるのは仕方がないことです。
ただし、ある意味、こっから先面白くない方向へ向かったら、私もさすがに言わせてもらいたいです。
「羽生くん、責任とって…」とw

○羽生側の戦略についての考察
さてバラ1。幕張・神戸・新潟と3回観ましたが、神戸の楽はひどかった!
正直なところ、あれではジャッジは点は出さないだろうな、と思いました。なまじ、ちょっと構成を変えただけのプロですから、ぐだぐだすぎるとジャッジの心象もよくない。がっつり下げられるんじゃないかとも思いました。
でもまあ、はっきり言ってしまえばそれは前からでいつものことですし、そのムラっ気が物凄い演技をする理由の一つでもありますしね、それでも新しいプログラムを作り直すよりはマシ、と判断したんでしょう。

私は元々プリンスを持ち越すつもりで作ったのではないかと思っています。シーズン当初はね。
ところが思った以上にはまらなかった、ので、オリンピックシーズンには持ち越せない。
さてどうしよう?SPは本人いわく苦手意識が出てきている。新しいプログラムを作り直してはまらなかったら?それでもやり続けるか戻すしかないが戻すにしてもプリンスはない。となったらバラード1番。もうだったら最初から戻してしまえば?
となったんじゃないかと。あくまで考察です。10年後くらいに暴露期待してまーす!

戻すにしても実は選択肢が少ないんですよね、羽生くんの場合。
振り付け師がバトルと決めていたのなら、パリ散かバラ1しかないわけです。で、コンセプト的にプリンスをやった後にパリ散再びはないだろうなあ…。となるとバラ1しかないんですよね。

フリーを戻すにしても…フリーはウィルソンという噂がありますけどどうなのか、いずれにしてもやっぱり振り付け師縛りがありますよね。シェイならオペラ座かSEIMEIか去年のやつ。この中で選ぶとしたらオペラ座でしょうね。私はイヤ!ですが。まあ客観的に考えてです。
なぜSEIMEIではないのか、というとオリンピックの土地を考えてです。北京なら逆にいいかも。
ウィルソンならノートルダムかロミジュリですけどね…。やるんならノートルダムかな。今ならきっちりできるような気もするんですけどね。
でも戻したのはショートですからフリーは新しいのが来るんでないかな。フリーは毎年変えてるし、なんか、またこだわりがあるのかもしれませんしねえ…。

なので、けっこう、起死回生の一発というか、勝つために無難な道を選んだというわけではなく、結構必死の一手ではあるのかな、と感じましたね。
ですが有意義な手ではあると思います。

ジャッジだって人間ですもの。3回も同じの見せられれば半数は必ず飽きている人がいるでしょうね。どこが変わったそこが変わったなんてそんな些細な変化は、少なくとも技術的な変化ならともかくとしても、雰囲気が違うだのそういうレベルは点数には全く関係ないですからね。それでいて失敗かませば「同じの散々やったくせにこれかよ!」となるのは否めない。
それこそ、シンデレラの継母なみに「ここがだめよ!ここのエッジが甘いのよ!まあああ、スピードがちょっととろいんじゃなくて!?」とか言う感じで、ねちねち見られる可能性はあるでしょうね…。あくまでルールの範囲内でね。まあそこはお互い様ですから…。

ですが、もし完璧に決めたら3回目だろうが4回目だろうが、それがどんなに気に入らなくても歯ぎしりしながら+3連打するしかないわけなんですよ。
だって完璧に決めてるんですものね。気に入らなかろうがケチなんてつけられない。
羽生くんは恐らくそこに賭けてるのかな、という気はしますが。GPSでぐだぐだだろうが、取るところできっちり取れればいいわけですからね。

羽生くんにとって特にSPの曲選びは、昨今の高難度化を考えると実はとっても難しいものなのもしれませんね。
短い分、エレメンツとエレメンツとの間が詰まってますし。
その上に耳がよすぎて音を細かく拾ってしまうせいなのか、はたまた、一度そこで取ってしまったタイミングをはずせないのか、一度そこでつまづいてしまうとどうしてもダメ。
羽生くんの場合ジャンプの難度ではなく曲の方が、エレメンツ遂行に実は重要なのかもしれないですね。
ジャンプの難度は練習できっちりできていれば、よっぽど調子が悪くない限りは問題ないんでしょう。でも曲がかかると…というやつです。
キムヨナなんかは曲が変わってもエレメンツはそのままで、しかもけっこう完璧に決めていたような気がしますけど。メドベもですね。これはジャンプが4回転入ってないとかそういう客観的難度の問題ではなく、主観的難度の問題ですから、逆に羽生くんの場合は曲が変わってしまうと、しかもSPの場合、全く同じエレメンツ構成でも曲次第ではなかなか難しいのかもしれません。

あくまで勝手な考察なんで異論はどうぞですが、ヒステリーと嫌味は勘弁して下さい。建設的なご意見をお願いしますね、まあ…盲目さんに求めるのは酷でしょうけど…。

というわけで羽生くんは勝つために案外必死なのかな、と。なんというかいい意味でも悪い意味でもトップという自覚がないんでしょう。いいことなんだか悪いことなんだか…。
ちなみに私自身はえげつないのも計算高いのも大好きです♡たまらんです♡頭がいい人大好きです♡
もっといえば「3回目ですけど何か文句あります?あったら聞きます。変えませんけどね」くらいのふてぶてしさがあったら、私は全力で擁護に回るんですけどねー。一般受けはしないことくらい分かってます。

私の中で最優先事項は「面白いこと」です。ですので、文句を言っていても面白ければくるっと手の平返します。私の中での大切なことは「面白いこと」ですから。もしかしたらブレてるように感じるかもしれませんが、実は私の中ではブレてないんです。
一番大切で譲れないのは「面白いこと」なんですから。
そしてその「面白いこと」も私が面白いと感じたら「面白いこと」で、自分でもあまり一貫性はよくわかってないです。
ただフィギュアスケートにおける私の「面白いこと」は、

個性的であること。
凄いものであること。
意外性に満ちていること。

この3つが特に重要なのかな。
男子シングルで好きな選手はいっぱいいますけど、それでも羽生くんがいいのは、この3つを占めてるのが羽生くんただ1人だからです。
最後の一つがなかなかないのよ…「こう来たか…!」と唸らせてくれるのがなかなかね…。
ちなみに女子シングルの場合は「かわいこちゃんor美女であること」という項目がプラスされます。念のため。

ちと話題が逸れましたけどw同じように羽生くんの最優先事項は「勝つこと」であって、それに関することは実はあんまりブレないと思うんですよね。
ただそれだけに特化してしまうと、特にプログラムなんかはつまらなくなってしまいますよね。それに関しては私も言いたいw
一般的に面白いと感じる大部分はやはり、遊び、余裕、いわゆる無駄な部分ですから、そしてそういう部分もフィギュアスケートには重要ですよね。
でも羽生くんの場合はやってみないとわからない部分があるので、文句は言いますが前ほどぎゃーぎゃーは言えないかなあwバラ1は素敵なプログラムではありますし、フリーも初見で「ええー」と思ってもわからんしな…。




なっがーくなりましたが、私は全く拗らせていません!という証明も含めて書かせていただきました。
この記事自体はとっくに書きあげていたのですが、なかなか面白いコメントが来たので(思わず真夜中にかまっちゃったw)ついでに書かせていただきますが、私は羽生「選手」のファンであると心から言いきれます。(一時期実は悩んでたんですがw)
ただし、あくまで羽生「選手」のファンなので、引退して選手でなくなったら焦らなくてもファンの看板はおろす可能性は高いです。
羽生くん次第ですね、そこは。どういうプロスケーターになりたいのか、という…。そこが私の嗜好と合致するかどうかが重要です。

久しぶりにこういうの書いて楽しかったです。
オリンピックシーズン、気合いいれていきたいですね。





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